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溜まりとは、[水が溜まる]の意味。
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水たまり、池、そして 湖のようなものに連想は行きます。
湖を想像すると、自然に、周囲に山々があると落ち着いた気持ちになれそうです。
周囲に山々があるのが自然なのに、この石のように、山々に囲まれた感じを持っている[溜まり石]は、実はとても珍しいものです。
山々に囲まれた湖の風情は
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をクリックして下さると、更にリアルな感じを得て戴けるかも知れません。
この手の石を『遠山抱湖』と銘じている人もあります。
これでは余りに説明的であり過ぎるのでは、と思う私は、この石に【愁 風】と銘じました。
この石の風景感は余りに秀逸なので、作り石と思われるかも知れません。
しかし、現物を手にとって見ますと、天然に間違いないことがわかります。
北上川は遠いので行ったことはありませんが、茶色の石をよく見ます。
東京に遊びに行ったときに、石の雑誌【樹石】の社長さん・関根さんのお宅で、譲って戴きました。
関根さんには他に【黙っている】と銘じている豊似の石も譲って戴いています。
【黙っている】は高さ12センチの小さな石ですが、この【愁風】は、左右30センチ 奥行き23センチあり、良質の石であるからでしょう、帰りの新幹線で重くて参ったのが忘れられません。
先日、ある業者さんが来られた時に、手にとって眺められ『素晴らしい』とお褒めのお言葉を戴きました。
満足です。
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さて、石に[溜まり]があると(風景感云々を別にして)嬉しくなってしまう傾向は、誰にもあるようです。
私は風景感を持った[溜まり石]をもう一つ持っています。【揖斐五湖】と称していて、空と雲を入れた写真を載せています。
風景感に今一つ不満な溜まり石では、【揖斐溜まり】と【佐治溜まり】を持っていて、共に空と雲を入れた写真を載せていますから、見てください!
溜まりの他に嬉しくなる傾向のものは[平野]もありますし、[瀧]があると、もう大変です。
[溜まり][瀧]の他に、山水石に属するものでは、[抜け]といい、石の一部が抜けて窓か何かみたいになっている石があります。
私も、これらの特徴 [溜まり][瀧][抜け]などを持つ石は全部大好きです。
これら[溜まり][瀧][抜け]などの他に[雨宿り]とか[被り]とか言われているものなども人気のものです。
では先ず[抜け]に行く前に、[雨宿り]又は[被り]に行ってみましょう。
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