崎 橋
揖斐溜り文へ
【崎 橋】写真37
[左右21cm]
大垣市の[川崎さん]に譲って貰いました。
その名に因み【崎橋】としました。もう記憶にないほど昔の事です。
一応、台に載せていますが、座りはこのままです。
[かたち]に何種類もの見方があり、色々の方向から見られそうで、あれこれやってみました
が、結局この見方が一番であると思っています。
大変な硬質で、叩くと美しい金属音を発します。
昔は、揖斐川にも素晴らしい質の石があったのであると、改めて思います。
それにしても、この石も、川の中でよくぞ折れなかったと感心です。
石そのものにも、運のようなものがあり、現在まで極度に強い衝撃を受けないで生きて来られた?この石のようなものもあるのでしょうか。
この石の中央下部だけを見ると「抜け」の感じになります。
この下部だけを選び青空と雲を入れてみました。
をクリックしてみてください。
さて、この石にしろ、招月、深遠、深山など、矢張り幸運に恵まれた石であるようです。
次は、石の一部に平面があるのを喜ぶ傾向がありますから、その手の石を見て下さい。
石の一部に平面があるのを喜ぶ傾向は、武田石切所に通っていた頃の業者の皆さんの傾向でもありました。
結局は、[平野]から受ける印象が、思いの外[強い]からであろうと私は思っています。
平野に突起のある石は[段石][土坡石]などと言われ、もはや市民権を得ています。
しかし、平らな面だけを特徴とする石で印象的な石もあります。