白倉谷の石
【白倉谷の石】写真25
[高さ16cm]
揖斐川町の上流に[白倉谷いう谷]を抱える山から揖斐の青石が出てきたという説があります。
その谷を登ると青石の原石があるとかで、登る人が多くありました。
この石は、昔にここを登った人が、揖斐川町にある高橋さんの店に纏めて譲られた中にあったものの一つです。
この状態で底になっている面だけは切ったような平面ですが、他は触ると手が痛くなるような肌です。
前の【悟空峰】も似ていますが、悟空峰はまだ川擦れの部分を残しています。
さて、私はこの石も、前の【悟空峰】と同じく右端にある小さい突起を主峰かのように見ています。
すると、左側の流れのような部分が、返って伸びに感じられ、左下の変化も全て良いバックアップの役目をしている思いがします。
何と不思議なことでしょうか。
次は左右11cmの小さな石です。