表紙サムネイルへ

 [高さ19cm]

 

庄内川の産で、本文【立ち石】の項目で、立ち石、つまり縦に長く上部に風景感を持った石は、その石の下方に向かって小さくなっていた方が見易いとの説明をしています。

 

これを発見した時は、この写真の格好を砂から出して横たわっていました。

 

ん?このままで裏に問題なければ名石!

と胸を高鳴らせて取り上げました。

 

結果は、何ともラッキー!名品の入手です。

底部は小さくなっていてとても立ちませんから、台に載せています。

 

庄内川に詳しいお方なら分かりますが、松川橋左岸堤防から竜泉寺のお墓に行く道の入り口右側に、昔は石が累々と集まっていた場所がありました。

 

その河原に、この石は転がっていたのです。

 

今は、あのいまわしいブルトーザーが石を全部どこかに持っていってしまいました。

 

我々のように石で一喜一憂できる人達もいるのに、石を無作為に持っていき建築資材にするなんて、非文化的行いです。

 

何億年もかけて出来た石を壊すとは!

悲しいですね。