枯 れ 瀧

【枯れ瀧】写真29

[左右19cm]

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石に魅せられた当初、やたらと川に入りました。

 

最初は、名古屋市を流れる[庄内川]を専門にしていましたが、揖斐川が超有名であると聞き、揖斐川に入った初期にこの石を拾っています。

 

台に載せていますが、底は真っ平らで、座りもこのままの姿です。

 

揖斐川町に岡島橋があります。

この橋の下流左岸の車が降りる道の土手にこの石は転がっていました。

 

しつはの基本は「青」でしょうが、表面は錆?のようなもので覆われ、これが濃い茶色になって、三十年以上経った近頃では黒い感じすらします。

 

中心に瀧が残っていたら、天下一の瀧石になったでしょうが…。

 

拾った当時は、まだこの石の良さがわからなかったようです。

 

当時名古屋にあった石のお店でこれを見せました。

何故か、当主からボロボロの評価を貰いました。

しかし、「松原さん」という大先輩は激賞!

 

そのお陰で元気を出した初心者の私は、その後、続々とよい石に巡り会って、今日となっています。

 

その契機になった思い出の多い石です。

 

しかし、実は、揖斐川で拾った石で現在(2007年)までの最高のものでもあります。