表紙サムネイルへ
[左右21cm]
この石も大垣市の愛好家・川崎さんの家で発見しています。
この写真では下部の様子は全く分かりませんが、さほど不自然に厚くない台に載って具合の良い山形石になっています。
当時(1995年頃)川崎さんの家の庭では、コンクリートブロックを積んで石を載せる棚を作ってありました。
この石は、そのコンクリートブロックの穴にさしてあったものです。
質は最高の揖斐青黒ではない?ようですが、ジャクレの様子などで、かなり良質の石であると思って良いでしょう。
左右23センチで奥行きも大きくないという中形石ですから持ち運びに良いです。
部分的に川擦れ肌があり、多くの凹みもありますから、水と空気に浸蝕される質の部分が浸蝕され尽くして、骨の部分だけが残った石と考えられます。
「痩せた石」が良いと云う見解も世にあります。
この点でも、この石は及第です。