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[高さ21cm]

 

九十九会創始者の故長村資佳三さんの石【雲の平】に魅せられて以来、(土坡)立ち石に興味津々の私です。

現在、2個の(土坡)立ち石を持っています。

 

本文 ●立ち石 の項目で取り上げました庄内川石とこの矢合川石で、ともに何故か自採です。

 

この石は、川にあった時に、既に何故か古びた様子が感じられていました。

家に持ち帰り日時が経つ間に、益々古びた様子が出てきて、何十年も前から家にあった石のようになりました。

 

この[古びた感じがする]のことを[時代が付いている]と言っています。

 

私が石を始めた頃、ある業者氏が『時代とは人の汚れなのだ』と言われたのを聞いた事を思い出します。

 

本来、無機化合物である石の表面が古びてくる出来事を、或る物質が付着した結果であるとすれば、多くの場合それは有機化合物でしょうから、あの業者氏の発言を否定し切れません。

 

さて、時代とは?