152_四万十山

これは四万十川の石です。或る業者さんが京都・九十九会に出品されていたものを友人が買い、後に私が譲り受けたもの。

何故か本文に載せていませんが、格好良い山形に喜んでいます。

私はこの川に入っていませんから詳しい事はわかりませんが…四万十川の石は軟らかい曲線・曲面に見るべきものがあります。

石の友人であり、東海石友会の会員でもある人が、九十九会の会場を『何かいい石はありませんかね』と言いながらあるいていました。

『これ良さそうですね』と指差す私。この石です。『あっ。いい。買います』と彼は買いました。

本当は、私が欲しいと思っていたのに、ほんの少し言葉を間違えたが為に彼の物になってしまいました。

残念。

しかし、何年か後に、彼はこの石を持って我が家に現れ、言いました。

『よければ、これ譲りますよ』！！

かくして、遂にこの石は私の家の棚に収まっています。